変愚蛮怒とは

・変愚蛮怒とは

ローグ系と呼ばれるジャンルに属する、フリーのゲーム。フリーといっても、そこらの市販ゲームより はよっぽど面白いと私は思う。初めての人には始める際の敷居が異常に高く見えるのが問題か。

ローグ系というのが、知らない人には全く未知のものなので分かり易く説明したいのだが私の語学力が 足りないので市販のゲームを例に挙げてみる。「ト○ネコの大冒険」「風来のシ○ン」「チョ○ボの 不思議なダンジョン」あたりが最も近い作品。よーするに、基本的には自分がひとつ行動をすると敵も ひとつ行動して、敵を適当に倒しつつダンジョンの奥に潜っていくゲーム。

ちなみに、私のイメージとしては変愚蛮怒は上記した市販ゲームに「ドラ○エ3の職業システム」と 「SW(TRPGのソードワールド)の世界観や戦闘システム」を加えてビジュアルを98%カットしたもの。 (すごい適当)

個人的に、こんな人向けだと思います。

・ちょっと敷居は高い

ビジュアルがほぼ無きに等しい。端的に言うと、主人公の画像が「@」(以下、@はキャラクターを意味します)。 ゲーム画面はこんな感じです。 しかし、これはタイルの使用によりある程度は補強可能で、その場合色や絵は飛躍的に 向上します。(上記したビジュアルカット率が95%くらいにはなる)
別タイプのタイル。

一番の問題は、操作。キーボードのみを使って@を動かすのだが、必要な行動数が非常に多い。 ほぼ、キー配置を覚えなおすくらいの量。でも数時間プレイすれば自然と覚えられるから不思議だ。要は慣れ。これを超えれば、このゲームの楽しさが存分に見えてくる。ちなみに、これらはゲーム を始めてから”ヘルプ”の"コマンド解説"を見れば載っている。 (例:薬を飲む=q 巻物を読む=r 食物を食べる=E 等)

・変愚のちょっといいところ

自分のプレイが成長しているのが分かるのが楽しい。変愚は何回もゲームオーバーになりつつも、死因を考えることでプレイヤーが成長していくゲームであり、@のレベルが上がることよりもプレイヤーのレベルが上がることのほうが重要。(@が最高レベルでそれなりのアイテムが整っていても、プレイヤーレベルが低ければ普通に死ぬ。…たぶん。)

アイテムがランダム生成。…わかりにくい。簡単に言うと、レアなアイテムが手に入ったとき嬉しい、ていうアレがある。変愚ではあらかじめ決められた能力値を持つレアアイテム★(アーティファクト)の他に☆(ランダムアーティファクト)があり、☆が手に入るたびにそれはほかに同じものがない(同じになる確率は相当低い)ので、そういった面での楽しみもある。

・種族、職業が豊富

現正式バージョン(ver.1,62)で種族が37種類職業が27種類ある。さらに魔法が10種類。これに加えて上記の要素よりゲーム影響力は低いものの、性格も12種類ある。毎回この四つ(厳密に言えばもっと多い)の要素を選択することで、毎回違うプレイが楽しめる。つまり、飽きない。難易度にかなりの差はあるが、どんなに大きく分けても3〜4通りのプレイが可能。