さて、人によって違うでしょうが私の考える中盤とは
「耐性を揃えないとそれ以上進めない状態」になってからです。
具体的には20階以降でしょうか。
これ以降必須耐性が増えてきます。
ただし戦士系と魔法系では決定的な差があって、戦士系は耐性と武器、HPがそろえば問題なく深層に進めるのに対し、魔法系はレベルと魔法書によって攻撃力が決定するためにレベルも必要になります。
また、中盤を魔法系のレベルで示すならば20台前半〜40台前半あたりになるでしょう。
耐性
ダンジョン
耐性
耐性に関しては"ヘルプ"に書いてある事を守ればかなり安全。実際は少しくらい
フライングしてもかまわない部分もあるが、慎重にいくなら"ヘルプ"指定の耐性を揃えてから
進むべき。ただし、ランダムクエストには高レベルの敵が出現することは念頭に置く必要がある。
また、私的な見解としては盲目・混乱耐性の有無は命に直結するので重視すべき。
因果混乱耐性は命に直結とまではいかないが、この耐性がないとゲームを続ける気を激しく削がれる危険性がある。
具体的な装備品を挙げると、25階前までに全耐性、若しくはエルフどちらかの
エゴ胴体防具が欲しい(これは少しキツイかも)。
これらは火・冷・電・酸の4元素の耐性が保障されている。頭部にはせめて盲目と透明視保障の鋭敏エゴ。
そして篭手か靴に麻痺知らずエゴ。これらが揃えば安全に25階前後を探索できるようになる。
実際は武器に付与されている耐性、盾、指輪等が絡むが、上記したものがとりあえず
比較的揃えやすい装備郡(だと思う)。また、上記したものは店を頻繁に見ているとしばしば売っていることがある。
ダンジョン
ダンジョン探索の話に戻すと、鉄獄は20階辺りで一旦放棄し、全体マップ右下の町「テルモラ」
の上方にある「城」に探索場を変更するのが良い。鉄獄は24階でランダムクエストが発生するのだが、
ここでは今までにない強敵が出現する危険性が高いからだ。良いアイテムを持っている敵なのだから、
できることなら倒せる状態で遭遇したい。「城」は入るとすぐに20階。感覚は鉄獄と大差ない
だろう。結局中盤はアイテムを手に入れられるかどうかがゲームプレイを大きく左右する
ようになるので、「アイテム感知の杖」等の感知方法を使ってアイテム集めをするのが主。
ここで、その際に注意すべき数匹の危険なモンスター(非ユニーク)を紹介しておく。
「アーチ=ヴァイル」…かなり遠い場所からでも@の存在に気付き、遠距離からファイア・ボールを
連打してくる。ダメージが大きいだけでなく、巻物や杖も次々に燃えていくことだろう。
かなり素早く、この時点では@が1回行動する間に2〜3回行動すると考えて良い。
火の耐性をもっていないなら、決して戦ってはならない(火耐性もっていても嫌な敵)。
「ダークエルフ・ワーロック」…大抵集団で現れ、@が少しくらい近づいても寝ていること
はしばしばあるのだが、起きると素早く凶悪な魔法を唱えてくる。
しかも無属性の攻撃なので耐性でダメージを軽減することはできない。
故に、起きているこの敵に@自ら近寄るような事はしない方がいい。
反射能力を持っていれば雑魚なのだが。
「劣化ビースト」…高HPを誇り、@を死に至らしめるような攻撃はしてこないが装備品を
劣化(修正値低下)させる。例えアーティファクトであろうと、劣化の耐性がないかぎり
それを防ぐことはできない。このモンスターが出現する階で劣化耐性を持っていることは
非常にまれだと思われるので、接近戦しかできない戦士系は無論戦わないのが吉。
かといって魔法系でもMPを吸収する魔法を使ってくるので戦いやすいわけではない。やはり
無視すべき。
「幽体獣」…壁をすり抜けて@に近づき、非常に強力な物理攻撃を仕掛けてくる。
高いHP・ACを誇る戦士系なら接近戦も可能だが、魔法系は2ターン無防備に攻撃されればHPがマイナスになるには十分だろう。
ショート・テレポート等で距離をとって攻撃すれば安全に倒せる。
「クイルスルグ」…テレポートを繰り返しつつ、
召還魔法を繰り返す嫌な敵。見つけたら近寄らずに(近寄っても逃げられる)
射撃・魔法等で瞬殺するのが良い。幸いHPは高くないので、主力の魔法なら一撃で倒せるだろう。
激危険なユニーク・モンスター「影のジャック」
38階のランダムクエストで出現する可能性があり、また40階以降は常に注意すべき相手。
この段階では@が1回動く間に2〜3回行動は当たり前。かつ「暗黒の嵐」を連打し、
暗黒耐性がなければ出会った瞬間に殺されることも珍しくない。耐性があったとしても十分危険なことには
変わりなく、逃げるのが無難。後半@のスピードが十分上がってから相手をするのが良い。
優秀なアイテムを落とす可能性があるのだが、命の方が大事。
上記したもの以外にも何匹か危険なモンスターがいるが、基本は曲がり角で待ち伏せするなど
して「一対一」の状況をつくること、もしくは「逃げる」こと。またモンスターとは別に、
ある意味最強の敵が
「耐性が揃わなくて同じ行動の繰り返しでだれる」
ゲームプレイが退屈になると判断が鈍ったり、移動キーの連打が目立つようになるのが常。
おそらく、これが変愚蛮怒で一番@を殺害しているのではないだろうか。上記した例にもあったように、
危険なモンスターは2ターンあれば@を殺せる。1ターン動ける時間があればテレポート等回避
策はいくらでもあるので、疲れたからって@をぞんざいに扱ってはいけない。