魔道具術師は魔道具からその力を吸収して自分の魔法として使うわけですが、 その吸収の際に注意があります。

例えば、スピードの杖 (5回分) があったとします。 初めてこの魔道具を吸収する場合、この (5回分) が 吸収できる量です。しかしこの回数、街の施設 賢者の塔 で 回復できます。この場合、スピードの杖 (8回分) まで 回復可能です。要は拾ったらすぐ吸収してしまうのではなく、可能な限り多くの量を吸収するために 工夫をしたほうが良いということです。
それと言うのも魔道具は一回目の吸収の際にはその回数分が吸収できるのですが、 二回目以降は回数の3〜6割の回数しか吸収できなくなるからです。
故に、その魔道具の一回目の吸収は特に重要なのです。

ポイント
この魔道具の使用回数、実は賢者の塔で限界まで回復させてもそれ以上に上げることが 可能です。
それは 魔力充填の巻物 の使用により、過充填することが できるからです。しかしここには失敗による魔道具の破損 (単に、壊れる) という不安もあり、 そこは勝負所です。
具体的に私のやった例を挙げると、体力回復の杖は本来4回が限界のところを10回、ロケットの魔法棒も同様に上げました。 普通の2.5倍の回数まで増やしたのですから、非常にお得です。それぞれ、巻物を3〜4枚使用して上げました。
幸いこれらの魔道具は壊れませんでしたが、衝撃の魔法棒は2本連続で一回目の魔力充填で壊れたりしているので失敗するときは失敗します。
しかし二本目以降の吸収効率が下がることを考えると、最初の一本目は過充填して少しでも吸収量を多くするのが得策だと思います。ただ、ひたすら 過充填すればいつかは必ず壊れるわけで、引き時は見極める必要があります。


なお、魔道具術師の魔法の回数は時間の経過で回復しますが、宿に止まると一発で全快します。 魔力復活の薬を使用した場合、それぞれの魔法毎に最大回数の3分の1回復するようです。