ユニーク・モンスター 状態異常
ランダムクエスト ELDRITCH HORROR
トラップ vault(バルト)
能力値の低下 血の呪い

ユニーク・モンスター
ゲーム中一匹しか存在しないモンスター。故に一度倒すと新しくゲームを始めない限り登場 しない。基本的に通常の敵よりHPが高く、また強力な魔法を使用するなど登場する階の敵より強い。 しかし良いアイテムを持っている可能性がある。
以下に、序盤〜中盤の非常に危険 (と思われる) なユニーク・モンスターを挙げておく。これらを見かけたら 慎重になり、場合によっては逃げることをためらってはならない。
「それ」・「ガチャピン」・「ジャイアン」・「ボ帝ビル」・「影のジャック」

ランダムクエスト
ランダムクエストとは、鉄獄の特定の階 (ヘルプを見れば分かる) で発生するイベント。
ゲーム開始時ランダムクエストが発生する階に、あるユニーク・モンスターが出現することが 決定される。これは@がその階に行ってみるまで分からないが、大体その階+4〜+10レベルあたりの ユニーク・モンスターが登場する。このユニーク・モンスターは倒すと必ず 「高級品」〜「特別製」  のアイテムを落とすので非常に美味しい。しかし高レベルの強敵なので、強いと判断 したら即逃げないと死ぬ危険性が非常に高い。深層のランダムクエスト程 危険性が高く、24階以降のランダムクエストは慎重になる必要がある。
具体的には上記のユニーク・モンスターを参照のこと。

トラップ
トラップは通常では見ることができない。 感知魔法や魔道具、巻物の使用、探索をすることで発見可能。発見すると解除を試みることが できるが、解除のステータスが低いと解除できないだけではなくそのトラップの効果を 受けてしまう。解除を試みるのは軽度のトラップに限った方が良いだろう。また、 解除に成功すると5の経験値を得ることができるのは序盤嬉しかったりする。 トラップには主に三段階ある (と思う)。
軽度のトラップは盲目・混乱・減速・落とし穴・というその場限りの状態異常・ダメージ。
中度のトラップは能力値減少のダーツ (能力値のどれか一つが下がる)・ 落とし戸 (ダメージと共に下の階に強制移動)・ワープ・装備品劣化等の嫌な付加効果を持つもの。
重度のトラップはコンパクトルーン (ランダムでトラップ発動)・召還のルーン (モンスターが@の周りに召還される) ・邪悪なルーン (いろいろ)等の敵が召還される可能性のあるもの。
また、飛びぬけて最悪のトラップとしてはダンジョンの深層でしか存在しないハルマゲドン・トラップがある。 これは大量の天使と悪魔が召還され、その真ん中にいる@が巻き込まれるというものだが、 トラップに引っかかったら即死も珍しくない。故にトラップ感知は頻繁に行うのが吉。

能力値の低下
敵の攻撃・トラップ等により能力値の低下がしばしば起こる。 能力の回復は基本的に街で薬を買ったり治療してもらうしかないが、例外的に種族の特殊能力、魔法等により 回復可能な場合もある。経験値復活の薬は 「寺院」、各能力値の回復薬は 「錬金術の店」 で買うことができる。 中盤以降、敵の中には通常攻撃で能力値を下げてくる嫌な敵も多く登場するが、 その中でも特に「病気にさせる」攻撃をしてくる敵は要注意。 「死体の塊」 等の 敵はこの攻撃により永久的に耐久力を下げ、この場合は回復ではなく上昇でしか 能力を戻す方法はない。

状態異常
敵の攻撃、トラップ等で状態異常になることがしばしばある。ここでは、能力値低下を除く状態異常に に関して説明する。

麻痺
行動不能になる。強力なものは、死ぬまで動けなくなる。
死に直結するので、麻痺耐性は必須。耐性を持っていない状態では、この攻撃を持つ敵は 相手にしてはいけない。

盲目
目が見えなくなる。
敵が見えないのはもちろんのこと、巻物や魔法書も読めなくなる。つまりはテレポートの巻物も 読めないわけで、逃げる手段がなくなってしまう。特に、メイジ系は攻撃手段もなくなって なにもできなくなるだろう。しかし杖やロッド、魔法棒を使うことは可能なので テレポートの杖という逃亡手段は残されている。
低層ならば 「致命傷の薬」 による回復で問題ないが、 中盤以降、通常攻撃で盲目にしてくるモンスターもいる。その場合
盲目攻撃→薬の使用→盲目攻撃→薬の使用→…→薬がなくなって死亡
という悪循環に陥らないようにしたい。

混乱
混乱し、魔法書と巻物は使えない。進む方向、攻撃する方向がランダムになる。
盲目と大きく異なるのは、思うように移動・攻撃すらできないこと。戦士の場合、盲目になっても 一本道なら敵が居る方向にひたすら攻撃すれば問題ないが、混乱はそれが通用しない。盲目同様、杖やロッド、魔法棒を使うことは可能であり、  「致命傷の治癒の薬」 で治る。
盲目と同じく悪循環に気をつけたい。

以下は、HP減少等の状態異常。


大抵のRPGをやった事のある人なら十分知っているだろうが、 徐々にHPの減っていくアレ。ただ、変愚蛮怒ではHP1で生き残るなんてことはなく、 問答無用で死ぬので注意。早めに治すが吉。
基本的に時間の経過で回復するが、中盤以降の敵の毒はなかなか治らない。 しかし、 「致命傷の治癒の薬」 を使えばどんな毒でも一発で全快する。

切り傷
剣の形をしたモンスターである 「デスソード」 やユニーク・モンスターの 「石川五右衛門」 等、 刃物で攻撃してくる敵は@に切り傷を負わせる。傷は毎ターン少しずつ治っていくが、同時に ダメージを喰らうことになる。傷には段階があり、深い傷ほどダメージが大きい。軽いもので数ダメージ、 深い傷では100ダメージも奪っていく。この状態は非常に危険なので、すぐさま回復するのが望ましい。 幸い、これも 「致命傷の治癒の薬」 を飲めばどんな深い傷でも一発で全快する。

朦朧
敵の強烈な攻撃や、「轟音」関連の攻撃によってもたらされる状態異常。
魔法等、行動の失敗率が高くなる。故に、魔法職は特に気をつける必要がある。魔法の失敗率が  0%→10%超、となるのはかなり危険。
また、朦朧にも段階がある。他の状態異常と大きく異なるのは、最終的な状態が 「意識不明」 、 つまりは行動不能であり死に直結するということ。早めに 「致命傷の治癒の薬」 で回復を。

どれも 「致命傷の治癒の薬」 一服で全快するので、早めに治すこと。
しかし激戦中であったりする場合、朦朧以外の二つは症状が軽いものならば後回しにしても問題はない。 敵を倒すことを優先した方がいいこともある。
朦朧だけはホントに気をつけたほうがいい。(体験談)

ELDRITCH HORROR
中盤以降、「狂気を誘う」性質を持ったモンスターが登場してくる。
これらのモンスターを見た場合 (感知含む) 、@にいくつかのな悪影響を及ぼす危険性がある。

「幻覚・混乱」(カオス耐性がない場合)
「知能・賢さの一時的低下」
「恐怖の突然変異
「精神薄弱の突然変異」                   以上4種類

特に厄介なのは四つ目の 「精神薄弱の突然変異」であり、これは知能・賢さを 「−4」 と大幅に下げるので魔法が 主力の職業にとっては大きな痛手となる。そして、後半は 「狂気を誘う」 モンスターが大量発生することで  ELDRITCH HORROR はまず避けられない。これはどうしようもない。
例外的に、インプ・バルログだけは ELDRITCH HORROR の影響を受けない。

vault(バルト)
特定の地形。
ダンジョンの深層に進んでいくと、いくつか頻繁に出てくる地形があることに気付く。 大抵はその中に敵、アイテムの両方があるだろう。これはvaultと呼ばれるもので、 単純に言えば宝物庫。お宝と同時に番人がいると考えて差し支えない。また、大きなvaultでは 床にトラップが敷き詰められている。 中には必ず高級品以上のアイテムが入っているvaultも存在し、中盤以降かなり重要な アイテム源となる。
しかし、同時に強力な敵がいることも忘れてはならない。一撃で@を葬る強さのモンスターが いることも珍しくないので、宝に気をとられて死なないように気をつけよう。 そんな場合は宝を諦めて、命の安全を取る事がプレイヤーの成長に繋がる。
なお、初期オプション 「常に普通でない部屋を作成する」 の変更により 「イーク洞窟」  以外のダンジョンがバルトだらけの状態になるという特殊なプレイも可能。
注:「迷宮」 だけはダンジョンの特色により、vaultは生成されないようになっている。

血の呪い
中盤〜後半に、倒した時点で 「血の呪い」 を発動させる特殊なユニーク・モンスター (アンバーの王族達) が存在する。
「血の呪い」 は一定の確率で発動し、多くの嫌な効果を発する。具体的には、強制麻痺 (麻痺耐性があっても)  ・モンスター召還・装備品が呪われる・地震・ステータス低下…等等。これらは一つも起こらないこともあれば、 複数重なって起こることもある。最悪 「強制麻痺→モンスター召還」 となり、これは 死を覚悟するしかない理不尽な組み合わせである。
ようするに、 「血の呪い」 が発動するとどんなに@が強くても一瞬で死に至る可能性があるということ。
これを回避するには3つの方法がある。
1、「血の呪い」 を発動させるユニーク・モンスター (アンバーの王族達) とは戦わない。
2、反魔法の効果を持つ装備を身につける。
3、狂戦士でプレイする。
3はともかくとして、まず1はあまりお勧めできない。これらのユニーク・モンスターは 「血の呪い」 を 抜きにしても強力な敵であり、できることなら早めに倒しておきたい敵であるからだ。
2は有効な方法。反魔法をつけた状態であれば、 「強制麻痺」 が絶対に起こらなくなるので、モンスターが大量に召還 されようとテレポートや*破壊*等の脱出を直ぐに行えばなんら問題はない。これらのユニークを倒す直前に装備を変更し、 その後止めをさせば良い。しかし、これの大きな欠点として、 「激しく使い辛い」ことが挙げられる。戦士やアーチャーなどの反魔法が利点しか持たない職業ならともかく、 魔法が使える職業、特にメイジなどの魔法が主戦力である魔法職はその主戦力が欠けた状態でその敵を倒す必要がある。 また、装備は (主に) 反魔法アミュレットを使うことになるのだが、この際反魔法アミュレットを装備することで もともと装備していたアミュレットの耐性が欠けることになることにも注意しておきたい。
つまりは、これらの敵に対しては1と2の両方を混ぜて対処した方が良い。@が反魔法アイテムを装備しても 問題ない状態になるまでは戦わない、という方針が一番手堅いだろう。
以下に、「血の呪い」 を持つユニーク・モンスターを挙げておく。調査をすれば分かるが、皆 「アンバーの王族」 という 特別な敵。

ブランドの息子「リナルド」
線の巨匠「ドワーキン」
アンバーの狂気の夢想家「ブランド」
ごまかしの名手「ブレイズ」
女魔術師「フィオナ」
アーデンの森の主「ジュリアン」
陰謀家「ケイン」
アンバーの強者「ジェラード」
王位簒奪者「エリック」
アヴァロンの主「コーウィン」
理想の戦士「ベネディクト」
アンバーの王「オベロン」